FC2ブログ

平安神宮公演2011


 「昔の人は、自然を敬い、恐れ、素直な気持ちで手を合わせていた」

 この言葉がずっと心の中で繰り返されていた。
 
 9月2日、強い雨風の中、私は愛する人に会うため、平安神宮に向かった。
 会場前ではたくさんのファンが集まり、みんなおめかしをして、何度も何度も
 空を見上げていた。
 会場からリハーサルの音が漏れた。
 私が聴いたのは、美我空(特にベース)と縁を結いて。
 剛くんの声が私たちをやさしく誘う。
 美しすぎる声。
 
 ずっと降り続けていた雨が、開演前になってなぜか止んで、私たちの頭上を
 雨雲が避けていくように見えた。
 もうすぐ剛くんに会える。
 体が火照ってたと思う。
 剛くんの姿を見たとき、やはりそれが現実だと認識できるまで時間がかかった・・・

 美我空から始まって、NIPPON、Love is the key・・・
 ヴィジュアルも含め、日本らしさや古代、原点というものが強く
 感じられ、どこかへワープした気持ちになった。
 Love is the key は、ジャズ(?)っぽい編曲というのかな、けだるい
 心地よさがあって、フェスで聴いた感じとはまた違って新鮮だった。
 そのあとのENDLICHERI☆ENDLICHERIでは、みんな「お~!」と小さな
 歓声を上げていた。
 私もびっくりした。しかも剛くんはキーボードで奏でてくれて、
 なんだか得した気分(笑)。
 そして時空。
 照明の光も含め、正にとある時空に連れていかれたような気がした。
 あたりまえのように存在しているようで、普段忘れられている時空に。
 そして空~美しい我の空、Help Me Help Me・・・、縁を結いてが続いた。
 歌声、演奏、光、自然・・・さまざまなものがあの場所を灯していたの
 だと思う。
 この世界に、こんなにも美しいものがあって、よかった。
 と、素直に思えた。
 アンコールでは空が泣くから、MCがあり、セッション。
 空が泣くからはものすごく広く遠く、響いたんじゃないかな。
 私はずっと鳥肌立ってましたよ。
 この雨の中で、潤った胸で、あなた愛したいと思ったよ。
 私は2日に剛くんに会えたけど、それでもやっぱり、正直言うと3日のこと
 は悲しかった。もちろんなにかを責めるわけではなく、ただ単純に泣きたくて。
 でも、共に経験したことだから、共に見た景色だから、感じた温度だから、
 それもうれしくて、これ以上深まりようのない愛がまた深まった気がする。
 セッションはもう、ずっと続いてくれればいいのにという思いに絡められつつ、
 ただ体を揺らした。
 この音楽が大好き。
 
 ライブ中、雨は降ったり止んだり。
 煙のような雨のような粒子がレーザーに巻き込まれ、ひとつの宇宙を成している
 かのように廻っていた。
 幻想的な力強さ。手でつかめそうなくらい、確かにそこにあった。

 ひとつどうしても書いておきたいこと。
 Help Me が I love youと愛しているになった。
 もともとのバージョンも好き。
 絶望は存在しない、そんな気持ちにさせてくれる。
 でも今、愛となって歌ってくれてる。
 結局この人は、愛を選ぶんだなと思った。しょうもないな(笑)。
 私も、迷いながらも苦しみながらも、嫌々でも無理してでも、
 時には「嘘」があったってかまわない、でも結局愛を選んでしまう、
 そんな人間になりたい。

 最後まで手を振ってくれた剛くん。
 私の席からはほぼ正面にいて、前の席の方が叫んでくれたおかげもあって、
 剛くんは何度も振り返ってくれた。
 私を含め、みんな壊れましたとさ(笑)。
 
 剛くん、バンドメンバーの皆様、スタッフの皆様、ファンの皆様・・・
 そして平安神宮様、ありがとうございました。
 剛くんの言葉通り、私も一生忘れません。
スポンサーサイト



剛くんの初フェス+私の初生剛くん

「剛くん、夏フェスに出ないかな~」
と、初夏のころ、思ってみた。
そして2011年7月5日、東京国際フォーラムにて、剛くんの初フェスが実現した。

「剛くんがフェスに参加するかも」という噂が流れたのは7月に入ってからで、心の準備も全くできていないまま、私は会場に足を踏み入れた。
正直、剛くんがステージに現れるその瞬間まで、「会えるんだ」という意識さえなかった。
だから本人が目の前に現れた時、「なにがどうなってるの?」という感じがして、まるで剛くんが出演することを全く知らなかったようだった。

頭が真っ白だった。

ソメイヨシノ
頭が真っ白だったから、剛くんは確実に日本語をしゃべってるのに、私にはそれが未知の言葉のように思えた。
それでもしっかりと心に染み渡った、剛くんのメッセージ。母と桜を見たこと、被災された方への想い、日本、世界への愛……そして、自然の力。
自然の力、という言葉を聞いた時、3月のことを強く思い返した。私たちはこの言葉の意味を、この体で感じ、この目で見たのだと。
そして「自然の力」は、なにかを感じる力、祈りや愛を捧げることとも繋がっている。
ソメイヨシノが、剛くんの歌声が、なんの隔たりもなく伝わってくる。それがなんだか、いい意味で、恐ろしかった。汚れひとつない剛くんの歌声は、なんだかテレビで聴くよりもっと、迷いがない感じがした。「きみもそうなの?」という言葉があまりにも真っ直ぐすぎて、どきっとした。

号泣だった。涙があごの下にいっぱい溜まって、口の中に入ったりして、まずかった。
ROSSO E  AZZURROでこの曲を歌っていた剛くん、[si:]で歌っていた剛くん、100公演で歌っていた剛くん、薬師寺で歌っていた剛くん……たくさんの剛くんの姿が織り交ざって、歳月というものの重さや繊細さ、儚さを感じた。
「何かを守る為に愛を伏せるなんて不細工だ」と剛くんが歌った時、私は一人のファンとして来てるというより、一人の人間としてここにいるんだと思った。一人の人間として、心あるものとして、ここにいて、あの人から出てくる音を受け止めているのだと。
すごいダサい例えかもしれないけど、もしも人間の体の奥にはなにかが潜んでいて、そいつは臆病で弱くてちっちゃいものだとしたら、剛くんの音は必ず、そいつにやさしく手を差し伸べてくれる。そうされると、ハッと目を覚まし、そいつは愛になろうとふんばる。
愛を伏せたりしなくないよね。本当は。
Love is the key
総立ちだった。みんなが音楽につられて体を動かしていた。
踊りは人間の本能であり、生きているということのまっすぐな表現だという言葉を思い出す。足の裏から頭のてっぺんまで鳥肌が立った。体が音楽に占領された感じ。気持ちがよくて、すべてを委ねられる音楽。
愛は鍵だと繰り返す剛くん。本当は、たくさん傷つき、裏切られ、苦しいこともたくさんあった剛くん。それでも愛は鍵だと繰り返す。
私にもできているだろうか。自分はいつも、信じることをあきらめてきたような気がする。絶望の向こうに希望が見えないというより、見つけようともしなかったような気がする。でも今、剛くんと一緒に、唱えてみたいと思う。この鍵を握ることは、度胸がいるけど、それができたら最強だね。だから私も繰り返してみたいと思う。
今でもはっきりと覚えている、ギターを弾く剛くんの手や表情、体。その時のギターは、楽器というのを通り越し、剛くんの体の一部のように感じられた。いつまでも聴いていたかったし、見ていたかった。
Love is the keyだね、剛くん。音楽の力は、限りなく大きいね。
アンコール
控えめで遠慮がちな剛くん。ひたすら他のアーティストへ拍手を送ったり、帽子を脱いできちんとお辞儀したり。そこには素直に笑う剛くんがいて、音楽への喜びや、人とのご縁への感謝が伝わってきた。そういう一つ一つのことを含め、大好きだと思った。
全員がそろった舞台に、私はドキドキした。

ファンになって、3年くらい経つ。
初めて剛くんの音楽に触れた時、ものすごく驚いたこと。やりたい事があって、でも怖くて不安で、踏み出していいのかわからなかった時、剛紫の曲で眠れない夜を埋め尽くしたこと。人が怖くて信じられなくて、でも愛したいと本気で思った時、ケリーの曲聴いて、「自分バカじゃないの?」と笑ったこと……
最初は芸能界の人間に夢中になってしまって戸惑った自分がいて、そしてその人を一人の人として好きになり、心を知ろうと、涙を知ろうと、言葉を知ろうと、愛を知ろうとし……今では迷わず愛してると心から言える。
剛くんは、剛くんの音楽は、人の心を動かし、浄化し、現実を忘れさせるのではなく、現実に立ち向かおうと思わせてくれるものだと思う。
フェスを通し、もっとたくさんの人にその姿を見てもらいたい。聴いてもらいたい。きっと伝わると信じているから。

初めて生で見る剛くんは、初めてフェスに参加する剛くんだった。
歌も演奏も、言葉も笑顔も、着こなしも仕草も……すべてが最高だった。
本気で生きて、本気で愛して、本気で歌っている剛くん。その剛くんを愛し、剛くんの音楽を愛し、同じ時間を生きてきたファンのみんな。それが、私にとっての唯一の自慢かもしれない。
次会えるまで、私はまたしょうもないことで悩んで、しょうもないことで笑って、偽りのない時間を積み重ねるよ。
そしてまた、自分にとって一番かわいい顔で会いにいくよ。

剛くん、初フェスおめでとう。心から愛してるよ。
そして、いつもありがとう。
あの日あの場所にいたすべての方に、フェスに関わったすべての方に、感謝しています。
人になにかを伝えるって、ほんと、すばらしいね。
sidetitleプロフィールsidetitle

らんらん

Author:らんらん
堂本剛さんが大好きです

sidetitleカレンダーsidetitle
07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
sidetitle最新記事sidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitlemeromero parksidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleブロとも申請フォームsidetitle

この人とブロともになる

sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleQRコードsidetitle
QR